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コンクリート構造物配筋探査

コンクリート構造物鉄筋探査

 配筋探査は、施工管理での品質確認を行ったり、改修工事・耐震補強工事で、あと施工アンカー等、既設コンクリートになにか施す際、鉄筋切断や埋設物の損傷事故を防ぐため、施工前に、コンクリート構造物の配筋状態やかぶり厚などの確認を行うことができます。
 探査方法には、電磁波レーダー法と電磁誘導法の2種類あり、かぶり厚さや探査対象物によって、選定します。
 
 
〇電磁波レーダー法
 コンクリート内部の埋設物(鉄筋・鉄骨・配管)及びコンクリートの部材厚や空洞などを探査することができます。
深さ300mm程度までの探査が可能です。
・およそのかぶり厚さが確認できます(含水率により左右される)。
金属製管以外の塩ビ管等の検出も可能です(場合によっては探査不可)。
鉄筋径の推定は行えません。
〇電磁誘導法
 かぶりが浅い場合に適しており、約80mmの深さまでの鉄筋位置・かぶり厚さ・鉄筋径の推定が可能です。
深さ80mm程度までの鉄筋を高精度で確認できます
・金属製管以外の電線管や空洞は探査不可(場合によっては検出可能)。
・コンクリートの水分の影響を受けずに探査が可能です。
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